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『サクラ大戦 巴里花組&紐育星組ライブ2010 ~可憐な花々 煌く星々~』
(http://sakura-taisen.com/event/parisny_live2010/)
 
12月10日(金)~12月12日(日)(@青山劇場)
3日間・4公演の初日に行って来ました!
 
キャストの皆さま、スタッフ、関係者の皆さま、
参加された皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m
 
千秋楽の幕も降りましたので、
ネタバレアリでレポを書こうと思います。
 
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○開場前挨拶
大神、新次郎の両隊長と公平先生、べろさんが
入場待機列の前に現れたのは17:25頃。
寒い中、わざわざのご登場です。
 
…開場17:30なんだけど、まぁ、無理だよね(笑)
 
皆さま、爽やかに待機列のお客さんと挨拶、握手を交わしていかれます。
毎度のことながら、本番直前だってのに出てきてくれるというのは
嬉しいサービスですよね。
 
 
○前説、振り付け講座
開演(18:30)の5分前。
 
会場内に鐘の音が鳴り響きます。
何事?と思ったらステージにベロが登場。
 
少し遅れてシゾーも合流して、前説の始まりです。
 
……この前説ゾーンなんですけど、
とにかくシゾーが自由過ぎて酷かった(笑)(※褒め言葉)
 
軽妙な客いじりは勿論、
客席にカンナとレニが来ていること
(二人からは「居ない、居ない!」の声がステージにw)
ゲネプロにさくらが来てたことをサラッとバラしたり。
 
メル・シーが合流してからの振り付け講座でも
ベロが客席へ行う振りの説明にもいちいち茶化しを入れ、
「台本?何それ」状態(笑)
 
あまりに止まらなくてメルがちょっと涙目になるほど(笑)
 
なんとか「御旗のもとに」「地上の戦士」の振り付け講座を終え、
4人が退場。
 
いよいよ本編です。
 
----------
 
○第一幕
 
#_01/愛が香るころに(巴里、紐育メイン)
いきなりの新曲、新しい衣装!
……ちょ、グリ様のスカート短過ぎるだろwww
何よりも驚かされたのは、
「愛は めぐる いつも うつくしく」という
『夢のつづき』のフレーズが
歌詞はもちろん、メロディーまでもそのままに(!)
曲に織り込まれていたということ。
凄い…!!
15年間、一貫して作詞:広井王子、作曲:田中公平でやってきたとはいえ
これは離れ業だろ……。
こんなことが出来る技量と、
こんなことが出来るだけの積み重ねがあることに、
早くも泣きそうになった。
 
一曲目を終えて、短いストーリーパート。
 
巴里花組のショーを観に紐育星組がシャノワールにやってきた、という体。
互いに少しソリが合わなくて雰囲気が悪くなりかけたところで、
サニーの提案で
「巴里と紐育、どちらがよりお客さんを楽しませられたか
 ステージの上で決着をつけよう」
という流れになる。

 
#_02/夜の季節(エリカ、メル、シー)
#_03/カナリア(コクリコ、ロベリア)
#_04/ロマンス(グリシーヌ、花火)
 
まずは巴里のターン。
 
恋人たちの街・巴里らしい曲が続き、
最後はグリシーヌ・花火が恋人たちのロマンスを歌で紡いで締め。
男役・グリ様、女役・花火の組合わせは巴里最強だな、うん。
 

#_05/夜明け(ジェミニ、リカ)
#_06/ビバ!ハーレム(サジータ、昴)
#_07/タブー(ダイアナ、新次郎)
 
次いで、紐育のターン。
 
上手いな、と思ったのは、紐育の一曲目が
新しい一日の始まりを歌う「夜明け」であること。
これで巴里のターンから移り変わったことが歌詞からも見えるんだよね。
そして、サジータと昴の組み合わせは無双過ぎる…。
 
 
「タブー」が終わったところで、ステージには新次郎のみが残り
大神、サニー、メル、シー、ベロが加わってストーリーパートへ。
 
次いで巴里花組、紐育星組も合流し、
オープンカフェで二都市について
人々の価値観や性質の違いなどを語り合う。
 
話が夢に至ると、ジェミニが中央に進み出て歌へ。
 

#_08/ボクノユメ(ジェミニ、紐育)
曲の後半から、紐育星組のメンバーがコーラスに加わる
熱くて厚い構成。
 
 
今度は話が愛に至り、エリカが歌へ。
 

#_09/愛情いっぱい(エリカ)
この曲に入る直前に、
花火がエリカに「空気を読むことを覚えたほうがいい」と
おっとりとしつつ厳しいツッコミを入れる台詞があるんですけど、
その台詞があって、
話題が愛で、
歌われるのがこの歌ってのが上手い。
しっとりと、いかにも愛を歌うという雰囲気で愛をテーマにする曲だってあるのに、
ここでエリカらしく空気を読まないこのテンションの曲というところが
シビれる。
 
 
結局、
「違うところもあるけど似ているところもいっぱいあって
 だからいがみ合うようなことをするのはやめよう」
という流れになり、大団円の一曲に。

#_10/ここはパラダイス(ALL CAST)
劇場とショウについての歌なので
紐育星組の歌だけども巴里花組から見ても共通するんだよね。
大団円のしるしとしての位置に置くに相応しい。
 
 
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ここで一幕が終了。
 
----------
 
○3分間ショッピング
恒例の3分間ショッピング。
今回は新次郎、メル、シーの3人が担当。
 
タンブラー入り菓子とスポーツタオルの紹介をしてました。
 
3人と一緒に入場してきたものの、
捌け際まで無視され続けていたシゾーって怪人も居ました(笑)
 
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○20分間の休憩タイム
 
http://twitter.com/Sonozaki_mie/status/13179623193968640
Twitter覗いたら昴がツイートしていて噴いたw
 
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○第二幕

#_11/Try(サニーメイン)
金のジャケットを羽織って登場したサニーさんのターン!
両隊長、メル、シー、べろ、
間奏以降は巴里花組、紐育星組までもを従えての熱唱!
 
 
曲終わりで一度幕が降り、サニーさん、両隊長らの話。
ここもサニーさんのターン(笑)
 
時代はLIVEだ、サプライズだ、シャッフルをやろう、
似た者同士が自然に惹かれ合う、という流れで
第二幕はシャッフルユニットのステージである旨が語られる。
 

#_12/バウンティーハンター・リカ(リカ、エリカ)
#_13/恋の歌(グリシーヌ)
#_14/ある日青空を見上げて(ダイアナ)
#_15/魔法のように(コクリコ、ジェミニ)
#_16/マイボーイ(ロベリア、サジータ)
#_17/はじめてのことなのに(花火、昴)
 
曲間は曲を歌ったメンバーと次曲を歌うメンバーとが
ごくごく短いやり取りで笑わせてくれるシャッフル・タイム。
 
その中でも見どころと言えば、
やはり「マイボーイ」と「はじめてのことなのに」にかけて
女性陣に「誰のことが好きなのか」迫られるところでしょう(笑)
 

#_18/ミステリアス(メル、シー、コクリコ、リカ)
#_19/ZING ZING ZING(ジェミニ、ロベリア)
#_20/一緒にいたい(エリカ、ダイアナ)
#_21/天使の瞳(グリシーヌ、サジータ)
#_22/めぐりあう時(大神、新次郎)
 
このシャッフル・タイムには「チャレンジ枠」というのが
用意されているらしく(笑)
メル、シーがコクリコとリカにセクシーな歌とダンスを要求したり、
W隊長が前回のリベンジを果たしたり
…というのがあったのですが、
このブロックでのハイライトは間違いなく「天使の瞳」でしょう。
涙出てきた…。
 

歌い終えたW隊長が繋ぎのトークをして準備を整え、
(後で確認したらパンフ記載のセットリストには無かった)
サプライズな一曲をサニーさんが持ってきました。
 
 
#_23/奇跡の鐘(巴里、紐育)
レビュウ衣装で登場した10人には壮観。
そしてクリスマスを歌う歌唱は、やわらかで、あたたかくて……。
 
完全に涙腺崩壊した。
 
帝都花組の曲ではあるけど、そもそもの文化としては西欧のそれで、
その点で巴里が歌うことには違和感もないし、
季節を考えても持ってきておかしくない曲なんだよね。
 
「帝都の曲」ということで完全にアタマから外れてたけど…。
素晴らしかった。
 

ステージ上に両隊長、サニーさん、メル、シーが残って
まとめのトーク。
 
勝負なんかどうだって良くて、
我々がすべきことは、
花組、星組が力を出せるように、それをそのまま客席に届けるように、
そのための努力を常に続けることだ。
(byサニーさん)
 
 
#_24/地上の戦士(紐育星組)
#_25/御旗のもとに(巴里花組)
 
カーテンコール的な感じで、ゲーム主題歌の2曲。
やはり盛り上がる。
 
こういう、立ち返れるものを持っていると、
ほんと、強いな、と思う。
 

#_26/巴里よ、目覚めよ(ALL CAST)
フィナーレをやltてから、アンコール的な位置付けで。
繰り返されるフレーズが力強くて、燃えますね。
 
 
----------
 
休憩の20分を込みでほぼ3時間ジャストのステージが終了。
 
巴里花組と紐育星組の掛け合いは楽しかったし
(LIVEという形式に慣れてきたのか、
 明らかに曲間の部分が過去よりも楽しく仕上がってる)
サクラ大戦というタイトルが積み重ねてきたものを感じられたし、
演者さんは何方も素晴らしいパフォーマンスだったし、
本当に素敵なステージでした。
 
千秋楽に発表された、
来年10月7日(金)三都市合同武道館LIVEも、
行くしかないよね。
 
チケ大頑張る!
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