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本日記で納めるには長かったり硬かったりする文章の置き場所。
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去る9月27日(土)、
劇団大富豪の第5回公演「ETERNAL BLUE」を観劇してきました。


劇団大富豪(公式)
http://www.geocities.jp/gekidan_daifugo/

和泉さんのその日の日記
http://d.hatena.ne.jp/kanata_izumi/20080927


あらすじ。
(※チラシにあるものを丸写しするのも何なんで、
舞台を観て思ったままにまとめました)

大阪に住む少女、竹中鈴(たけなかりん)は、
ふとした事が理由で1人の少女を自宅へと連れ帰ることになった。
こちらの言葉は理解しているようだが、自身は全く言葉を発しない少女。
作曲家の父・テツジと刑事である兄・ヒカルともども、少女の処遇に困る鈴。
「精神的なものからしゃべれなくなっているのかも知れない」と
ヒカルは幼馴染で精神科医の阿部を東京から呼び寄せる。
阿部の到着を待つ間、身体を休めていた鈴は、幼き頃に亡くした母の夢を見た。
--お母さんに、逢いたい。
鈴の思いに呼応したのか。
モノ言わぬ少女が、目覚めた鈴の胸に手を触れ、直接心に問いかけた。
「お母さんに、逢いたいの?」
「!?」
ようやく阿部が東京から竹中家へと到着し、モノ言わぬ少女を診断にかかる…が、
そこで辿り着いた結論は、到底考え難いものだった。
この結論にどう向かい合うべきか。
考えを巡らす時間もないまま、モノ言わぬ少女を追う者が竹中家へとやってきた-----。



このあらすじからはほっとんど伝わらないんですけど(をい
テーマは「家族愛」です。

今は亡き母に逢うことを渇望する鈴。
タイムスリップというカタチでそれを叶えるモノ言わぬ少女(アンビ。実はアンドロイド)は、
鈴と若き日の母の触れ合いを目にし、
自身と、自分をアンドロイドとした姉との間にあった絆を(文字通り)思い出す。

現代に戻り、姉との絆を再度確認し、強めてから果てるアンビ。

アンビを巡る国家レベルの騒動から少し落ち着く頃、
鈴の18歳の誕生日に、18年前の母がこの日のためにしたためた手紙が開封される。




上手くまとまんねーなー(笑)

とにかく、母が泣かせ過ぎる。
自身が高校生の時に娘が未来からタイムスリップしてきた、という話を信じるわ、
現代への去り際の娘の態度で自分が長くないこと悟ってるわ、
もう生きていないことを承知で鈴が産まれた時に手紙したためてるわ、
その内容がもう最高だわ…。

竹中家の人間が根っからピュアでいいヤツであることを除いても
これだけ家族のことを想って、且つ、それを口に出せたりするケースなんて
稀なんだけど、だから「いいなぁ」って思わせるんだよね。

稲田徹さんのテツジ(父親)が軽妙で、だけどいい声で、
最後のいいシーンは「お前は洋画の吹き替えか!w」って感じに
大らかないいおとんでさー、
もうムカつくやらヤラれたやらで涙ボロボロですよw

ただ泣けるお話じゃなくて、
序盤の1/3くらいはアドリブ勝負のネタ有り、稲田さんが小ネタ挟みまくり、
超問題児のルミちゃんが暴れまくりで爆笑だし、
笑いの部分でも十二分に面白かった~。



鈴と若き日の母との触れ合いの部分とか
宮原さんのヒカルがカッコついてたところとか
もっと織り込んで上手くまとめたかったんだけど、
もういいや。
諦めた(笑)


豊嶋真千子さんのセーラー服姿が見られただけでボクはもう・・・。
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ゴーオンジャー目当てで劇場版観て来ました。

ぶっちゃけ
「ゴーオンジャー終わりで映画館から出てもいいや」
くらいの気持ちで行ったんですけど、
ゴーオンジャー終わりで抜け出せる空気じゃなかったので(笑)
そのままキバも鑑賞…てな感じです。


■炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!

お話としては本編の中の1話として捉えても何の問題も無い内容。

ガイアークによって次元に裂け目が出来、
他の次元とヒューマンワールドが繋がってしまった

その裂け目から、別の次元の人間が現れて
3体の炎神キャストが奪われてしまう

炎神キャストを奪った人間を追ってゴーオンジャーも別の次元へ

辿り着いたのはサムライワールド。
ドタバタの中で怪人(?)に更に2体の炎神キャストを奪われてしまう。

ヒューマンワールドにて3体の炎神を奪った人間たちには、
現在のサムライワールドにおいて炎神を必要とする理由があった。

サムライワールドにて2体の炎神を奪った怪人(?)は
現在のサムライワールドを支配する組織の者だった。

サムライワールドの変革と
炎神キャストを取り戻すという異なる目的だが、
必要な手段はサムライワールドの支配者を倒すこと
…ということで利害の一致したゴーオンジャーとサムライワールドの人間が
共闘体制を取り、見事勝利。
めでたしめでたし。

……まぁ、もうちょっといろいろ感情の揺れとか盛り込んではあるんですが、
大筋はこんなところ。

で、ビックリしたのが、尺が30分(25分だっけ?)だったこと。
てっきり1時間あるものとばかり思ってました。
 
「劇場版らしい造りでした」とまとめてしまうことも出来るんだけど、
過去の蛮機獣が復活ということで全部再登場したり、
劇場版用に味方側に3人、敵側に1人と2体の新キャラを用意したり、
ロケ地が豪華だったり(笑)としたものを
普段と同じ尺に押し込んだのはちょっと勿体無かったかな、という気もします。

TV版のノリよりは(尺の都合でやらなきゃならないこと多いので)幾分硬めです。



■劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王

TVシリーズは1回観ただけ(ゴーオンジャーの6話と同じ日に放送の回)で、
細かい設定とか全然知らないで観ました。

故に、本編との関係をどう位置付けていいのかサッパリなんだけど、
これだけでも「父子愛」の話としてそれなりに面白かったです。
(サブキャラで「母子」にも少し触れてた)

んで、これは和泉さんの趣向によるものなので参考にならないと思うんですけど、
本作品で描かれた父子の関係が「魔法先生ネギま!」のそれに重なって
なんだか入りやすかった。

奔放で自信満々、注意してみないと只の軽いオトコである父親と、
内気で押しが弱く、ちょっとなよなよした感じの子が
それぞれの時代にマッチしてるのが興味深かったな。

キャラクターの対比としてそうなったんだろうけど、
それぞれが若者として生きてる時代にぴったりとハマッてる。

人が社会を作るのか。
社会が人を作るのか。

…本作品ではまったく意図してないであろうところに興味がわいてしまった(笑


しかし、ガンダムもそうだけど、
作品数が重なるごとに、MS(ライダー時の姿)がゴテゴテしてきちゃって
カッコ良く見えないなぁ。
差別化のためとはいえ、これはちと哀しい。
エミリー・ウングワレー展に行ってきた。
 
まだ展示期間中(~08/07/28(mon))ですが展示の構成にも触れているので
来場予定のある方はここで回れ右、を推奨します。
 
 
エミリー・ウングワレー展【http://www.emily2008.jp/
 
 
何でいきなりこんなのに行ってきたかと言うと、その理由はこちら。
http://blog.animate.tv/kanda/index.php?itemid=5026
 
神田さんが読んだ本、観た映画などそのうち自分も触れてみたいなぁ、と思いつつ
本や映画はちと機会が無いままここまで来ていて
「こりゃ口だけ(TBで「自分も時間出来たら観てみたい」的なこと言ってる)だなぁ、俺」というのがあったのです。
 
それで、今回は開催期間、場所が合致した上に
普段自分が足を運ばない場所(美術館)に行く=新しいものに触れられる、という事で
動いてみた…とまぁ、そういうワケなのでした。
 
前置き長ぇ。
 
で、行って来たさ。
 
 
会場は国立新美術館(2階企画展示室)。
千代田線乃木坂駅から直通で入れるのはとても親切なつくり。
 
国立新美術館自体も曲線のやわらかさと高い天井、採光に工夫のされた建物で、
勉強したことなんかないけど建築デザインにも興味があったりする自分としては
中に入った時点でちょっといい気分。
 
しかし、館内をゆっくり観て回るために来たワケではないので、
目的の2階企画展示室に移動。
 
チケットを買って入場し、観賞開始(音声ガイドは借りませんでした)
 
ちなみに客層は、どこぞのツアーなんかで来たと思しき御婦人方が8割、
奥さんの付き添いでツアーに参加したと思しき壮年の男性が1割、
美大生と思しきカップルや何故かいた女子高生(制服)や自分で1割といった感じでした。
 
話戻して。
 
前知識を微塵も入れずに行ったのですが(なにしろ、冒頭リンク先の「みどころ」すら見なかった)
入場してすぐの解説文を読むと、
エミリー・ウングワレーはオーストラリアの抽象画家だそうで、
「わー、抽象画とか俺、何か感じるもんあるのかなー」とおいうテンションに。
うへー。
 
とりあえず、順次観て回る。
 
アクリルによる作品製作にとりかかってからの8年間に生まれた作品を
時期ごとに章立てて展示されていたのですが、
大別すると前期(94年まで)、後期(94年~95年)、晩期(96年)といった感じ。
展示総数は120点越えとか。
 
初期は点描、中期は線の組み合わせ、晩期は心象描写
…といった特徴が挙げられると思う。
(晩期に関しては解説がそうとは書いてなかったんだけど自分にはそう感じられた)
 
時期ごとの感想。
 
後期の作品は、エミリーが作品製作にとりかかる以前からずっと行なっていたという
アボリジニのボディペインティングの流れがあると思う。
線の流れに、彼女のルーツである風景が投影されたような感じで、
大作『ビッグ・ヤム・ドリーミング』はその最たるものじゃなかろうか。
色使いはモノトーンが中心に。
 
晩期の作品は、もう自分の死期が近いことをわかっていて筆を走らせていたように感じられた。
もう線を引くの時間も惜しい感じで、
これまで以上に感情の浮沈を表すような色がキャンバスに塗りたくられた感じ。
 
観てていちばん感じ入るものがあった前期の作品は、
緻密な点描による彼女の土地やそこに息づくものの描写。
イメージとしては、砂、種、大地のひび割れ、雨後の景色…で、色は茶系統が多い。
点描一つ一つが集合体となって浮かび上がらせるイメージはとても力強くて、
その在り方がミニマル・ミュージックに似てる、と思った。
 
 
…買うつもりは無かったんだけど、1時間の観賞を終えて出口間際のショップに辿り着いた時には
カタログ(税込み2500円)をつい購入してしまっていました…。
 
俺蔵相に余裕など無いハズなのに…。
 
 
入場直後の「抽象画なんて楽しめるのかしらん?」という不安は
まったくの杞憂でした。
 
これを80前後のお婆ちゃんが描いたってんだからまた凄い。
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