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本日記で納めるには長かったり硬かったりする文章の置き場所。
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第24話「胎動する都市」

最終話。

一応、
「レイフォンが色んなもの背負って汚染獣を倒し
学園都市ツェルニに平和をもたらしました」
という体で
クライマックスらしい感じは出したけど、
諸々弱いし、見えないものが多過ぎる。

以下、不満点と謎を淡々と(笑)


前回ニーナに吐露した心情だけじゃ
レイフォンが自身で定めた「在り方」を示すには
弱過ぎて話にならない。
リーリンやらゴルネオやらアルシェイラやらに背景を語らせて
それによりわからせる、という手法なのかも知れないけど、
名前を挙げたキャラクターの語りからは
レイフォンが今のレイフォンに至るまでの重さが全然伝わらなかったし、
今に至る前はどうだったのかもわからないから
その「差」から重さを推し量ることも出来なかった。
また、レイフォンは飄々としていた上に
本当に満遍なく(そして悪意もなく)各女性キャラと接していたので
何が(誰が)大切なのかというのも全然わからなかった。
全員?
贖罪のために訪れた学園都市で、
誰に対しても一定の距離を置いて接していたのに
全員が「自分が護るべき」対象にはならないだろ。
ニーナとカリアンに至っては
自分の定めた贖罪の手段を邪魔されているんだぞ。

レイフォンの振る舞いの中で引っ掛かるのは
第17小隊の他の面々との絆もそう。
結局、レイフォンって誰に対してもココロ開いてないじゃんね。
開くきっかけになるような描写も無かったし。
(…唯一、シャーニッドの気の遣い方はレイフォンにはありがたいだろうな、
と思わせる場面が散見されたけど)

ニーナ。
DQN。
以上。

アルシェイラはレイフォンとリーリン(の中のサヤ)に
何を見出していたのか。
俺は、汚染獣はこの世界の環境悪化に伴い生まれてきたもの
あるいはこの世界の悪意ある者に生み出されたもの、と
捉えていたんだけど、
どうにも、アルシェイラのモノローグを拾っていくと
「違う世界からこの世界を破壊するために送り込まれたもの」
のような気がする。
ここでいう「違う世界」は勿論、全編英語台詞で展開されてた世界で、
ディクセリオはそちらにも少し通じているのではないか。
(アルシェイラの命を受けて秘密裏に常勝蒐集してる、とかさ)
そう考えると辻褄が合うと思うのよね。
で、その前提を持って話をアルシェイラに戻して考えてみると、
アルシェイラはレイフォインとサヤこそが
「違う世界」に対抗しうる唯一の手段だと思っているのではないだろうか。
そうなると、アルシェイラから逃げた(笑)婚約者で
リーリンの父にあたる人物がキーになるよな。

狼仮面の連中はそんなアルシェイラに対して
廃貴族のチカラを利用して「違う世界」に対抗しようとしている団体
…とすればどうだろう?
一度、廃貴族が現れた時に出てきたのも説明つくし、
サヴァリスを密偵として天剣授受者に仕立て上げていたら
(あるいは天剣授受者の中から彼を選んで取り込んでいたとすれば)
サヴァリスがアルシェイラの命を途中で破棄して
自分の中に廃貴族を取り込んだ説明もつくと思う。

あー、これ、最終回見つつとったメモを見ながら
タイプと整理を同時に行ってるんだけど、
サヴァリスが狼仮面側だとしたら、
廃貴族を取り込んだサヴァリスをレイフォンがサクッと片付けちゃったのも
説明つくなー。



まぁいいや。
もうやめよう、疲れるし(笑)

総括。

面白くなる要素はたくさんあったと思うけど
それ以上に不満の方が多かった。
謎とか未消化とか説明不足とか描写の欠落とかが多過ぎる。
第2期前提なんだろうけど、
第2期まで興味を引っ張るような軸となるものはなかったし、
そんなの無くても引き込まれるような圧倒的な雰囲気もなかった。



浅倉大介はすげーいい仕事してたわ。


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第23話「イグナシスの欠片」

けいら砲命中で汚染獣真っ二つ。
心音が2つ、って、2体に分離ってことかw
厄介w
…ところで、グレンダンはこの汚染獣に関しては
ノーリアクションなのね。
学園都市だけに害をもたらすもの、ってワケでもないだろうに。
むしろ、大人のき器で学園都市を助けてやれよ、と思う。
王女の呟きから察するに、
この汚染獣に関してはスペシャルでイレギュラーな存在みたいだけどさ。

ニーナから廃貴族を引き離す。
都市最優先。
当たり前ですね。
そこは「人の成長を喜ぶ」べきだと思いますよ、カリアンさん。

シャーニッドとダルシェナのやり取り、要る?(笑

「何も知らな過ぎた」リーリンが
レイフォンへの届け物という使命を貫こうとしたのは
ドラマとしてはいいと思う。
ゴルネオを探すなど、手段を選ばないところもいい。

ニーナの中で廃貴族の意識が強くなったのはわかる。
で、仮面をつけることでそれを匂わせたのもわかる。
でも、全っ然強くなってない上に
仮面外されただけでアッサリ意識が均衡した状態に戻ったのは
軽過ぎるだろw

グレンダンを出てからの自分はデルクへの贖罪の日々だったことを
吐露するレイフォン。
…うーん、ニーナを前にしての吐露は悪くないと思うけど、
先週「ボクがそうしたかったからだ」って割り切ったにも関わらず
ここでまた理由を他に求めるのはなぁ。

強くなりたい思い、レイフォンを巻き込んだことへの侘びを口にするニーナ。
えー、今になって詫び?(爆
精神的に参っちゃってる描写の一環なんだろうけどさー。
お前、何を今更って話じゃんよ。

懺悔しあい、それを受け止めて、認めて、その上で前を向こうとする
レイフォンとニーナ…という図はわかるんだけど、
これまでもさんざ指摘してる通り、まったく説得力がないよねー。

懺悔しあってる様子を聞いてたフェリの「…バカ」は非常に良いね。


今週の謎。
・「レギオス」って、何を指してる言葉なの?
放映当初はカリアンが治める学園都市を指してるんだと思ってたけど、
ほどなくそれは「ツェルニ」と呼称されていることがわかった。
じゃあ「レギオス」は?
レイフォンたちが存在する「この世界」のことかしら?

・「あの世界」って何?
平行世界みたいなのがある、ってことかしら?
全編英語で描写されてた世界のことだとは思うんだけど、
「この世界」との関連性がわからないよねー。

・狼面衆の立場と目的
「この世界」と「あの世界」の間に
どうにかして接点を設けようとしてる感は伺えるけど…。
こいつらはデカい組織の駒に過ぎないだろうしなぁ。

・ディクセリオの立場と目的
一応は彼が「この世界」のためにいちばん正しい行動をしてる、
というようには見えるのだが。
まさか1人でそれやってる、ってワケじゃないだろうしねぇ。

・アルシェイラの目的
大雑把には
「「この世界」をどうにかするための力を
レイフォンに可能性を見出している」
感じがするんだけど、
どうにかする、ってのに具体性が見えないし、
リーリン(の中のサラ)に見ているものも
まったく描写が無いのでわからない。



わからないことばっかりだよなー。
第22話「無敵の槍殻都市グレンダン迫る」

一応、条約とかあるのねw

進路から何から都市精霊の意思次第、か。
暴走するようなオーバーテクノロジーに頼るから
面倒が起きてるんじゃないの?

セルニウム鉱山?の話、ここまでで出てきた?
推察するに、都市を形成・維持するのに貴重な資源で
それを求めて各都市が地上を彷徨ってるみたいな
感じだったけど…。

フェリは働いてないと駄目だよな。
レイフォンへの贖罪の意識があるならね。

リーリンにそのつもりが無いのはわかるけど、
視聴者的に見るとものっそい嫌な女の位置に納まってるよねw
レイフォンの態度が悪いんだけどさw

サヴァリスがゴルネオの兄って説明、
今まであったっけ?
(日にち的に飛び飛びで見てるとはいえ、覚えてないなぁ、俺)
このタイミングでゴルネオに(事実抱けども)いろいろ吹き込む理由が
全然わかんない。


リーリンも…甘いというか口だけというか。

「武芸をやめて…」の部分にしたって
レイフォンに武芸を止めるの止めないのっていう
心底からの意思なんてものが無いことは明白でしょ。

「1人で何でも抱え込んで」っていうけど、
分かち合えるほどの能力もなければ
頼れるほどの存在でもなかっただけの話。

「行かないで」とかさー、
もう、コトはレイフォン個人の問題じゃなくて
ツェルニという学園都市全体の問題になってるのに…。


一応、レイフォンに
「ボクがそうしたかったからだ」と気付かせたワケだけど…
これも微妙だよなぁ。

タイミング的にニーナとリーリンのどちらが気付かせたのか。
どちらも弱いと思うのよね。


ニーナの中に電子精霊と廃貴族が混在、ね。
「どうすればいい?」は2つの意識のせめぎあいが言わせているのか。


オーロラノ中から汚染獣。
ボソンジャンプにしか見えなかったwww


カリアンはどこまで読んでる(予想してる)んだろうね。
冗談からのけいら砲スタンバイは
完全に「読んで」のものだよな。

リーリンの意識に現れたのがサヤ?

 
汚染獣にけいら砲がヒットした際にニーナの叫び。
…これは、
この汚染獣はニーナの深層意識みたいなものが具現化したもの
というようなことなのかしらね。


わっかんないことだらけだけど、
一応、強大なラスボス風が出てきたことで
クライマックスという雰囲気にはなってきましたね。


第21話「奪われたフェリ」

可能性を見て(?)
レイフォンの代役にゴルネオとシャンテというのは
まぁ良しとして、
当人たちが何故に自信たっぷりなのかがわからん。
レイフォンが最前線に立っていなくて、
そこに自分たちがいることの意味がわかってないとしか思えん。

フェルマウスによる
「他人に壊されるくらいなら自分で」との指摘は理解できるけど…。
それにしたってハイアの振る舞いはしょうもない。
「隙の突き方」は姑息だし、
(ただレイフォンとサシで戦いたいなら、都市戦の跡でだって出来る)
教導傭兵団が自分の家であるかのような回想をしておきながら
団員たちをまったく信用してないし、
そもそもがレイフォンに対する妬みは対象として的外れだし。

レイフォン対ハイア、挿入歌まで流れ出して盛り上がるハズなのに
さっぱり「くる」ものが無かった。
歪んでいるとはいえハイアにはある「信念」が
レイフォンにはないからなんだよねー。

今週の謎
1)レイフォン「悪役は貴方でボクじゃない」
これは、仲間(という描写されてなかったけど)に囲まれたハイアに対し
トドメを刺さんとしていた自分が悪者に見えていたから、だと思うんだけど
そうでないのは視聴者にはわかってるし、
教導傭兵団の団員だってハイアの取った手口はわかってるんだから
別に言わせなくてもいいでしょ。
2)レイフォンの援護を命じられてジョギングで移動してるニーナ
戦闘中の速度で駆けつけろよ
3)突如この場に辿り着いて平手打ちかますリーリン
意味わからねえwww
お前、マイアスに居たんじゃねーのかwww
しかも、事情を全然知らないくせに
「何も変わってない」とか言える神経。

今週のおいおいw
1)戦闘中にうっかり身をさらして足を引っ張るフェリ
お前、武芸科所属じゃねーのかよwww
ここで出てったら足手まといになるのはわかるだろw
2)グレンダン、接近
おいおいおいwww
全然「一振り」じゃねーじゃんよw
あと、リーリンを(護衛つけてたけど)1人で行かせた意味www
第20話「都市戦前夜」

ツェルニ、汚染獣の群れから離脱ですか。
ま、どう見ても消失していたニーナ復帰の影響ですよね。
因果関係が読めてないから
(廃貴族がニーナの中に居ることを知らないから)
「考え過ぎだ」とカリアンは自分で言ってるけど、
でも、他に説明つかないでしょーよ。

ハーレイがニーナの幼馴染って設定、
ここまでで出て来てたっけ?
診察室?前でイライラして足踏みしてたのなんか
ものすごく「らしくない」し、
お前、幼馴染なんだったらもうちょおい17小隊の中で
上手いこと周囲とニーナの調整しろよ(苦笑

王女からの命に納得出来ず、
フェリを人質に取りレイフォンとサシの勝負を画策するハイア。
…一応、王女とそれに仕える者という関係なんだよね?
ナンダカナなヤツらばっかりだなw

シャンティの「けい」のチカラが強いから、と
ゴルネオがレイフォンにシャンティの特訓を依頼…って、
取ってつけた感あるなー…。

フェリが不機嫌なのは非常によくわかります。
あのレイフォン見てたら、想いを寄せる者としては面白くないよね(笑)
ニーナとレイフォンの間に、
他の17小隊のメンバー間のもの以上の
信頼関係が築かれてる理由がわからないボクも
凄く腑に落ちないですもん(笑)

マイアスが接近中なのはわかるけど、
それで都市戦をやろおう、っていう発想が全然わからない。
「荒廃した外の世界、そこに住む汚染獣。
これから身を守るために学園都市が建設された」
のであれば、
学園都市ってのは手を携えて然るべきなんじゃないの?
この辺の世界観の説明が…無かったよな?ここまで。
人間同士で戦争してる場合じゃないんじゃないの?
どう見たって「互いを高めあうための練習試合」じゃないよな、これ。

レイフォンがフェリが誘拐された件を上に報告したのは意外だった。
あの様子だと、まずニーナに言って、
カリアンにも言うべきと判断した、ってことだよな。
………。
「フェリもツェルニも守る」って言わせたことも含め、
よくわからん描写だ。

サヴァリスはまたリーリン離しちゃってるけどいいのか?(笑)


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