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本日記で納めるには長かったり硬かったりする文章の置き場所。
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第11話「楽園」
 
最終話。
 
 
着地点としては、これしか無かったかな、と思う。
 
フリュネとの出逢い、グラニッツ一家との関わりから
クレインが経た変化を考えると、
フラクタル・システムの再起動は敢行され、
しかし日々の生活がこれまでとは少し違うものである…というのは
いちばん落ち着きがいいな、と。
 
大爺が言ってたロスト・ミレニアム活動の意味が、
正しく継承されていると思うし、
僧院は壊滅状態で、次の再起動は無いみたいだから
新たにエンリがまとめているグラニッツ一家を始めとする
ロスト・ミレニアムの活動が、
徐々に世界に浸透していくんじゃないかな。
 
話は世界規模でありながら根本には個人の思惑…というのは
よくあることだけど、
だいぶ歪んでたバロー、
世界を建前にフリュネへの負の感情で動いていたモーランではなく
「好きが大好き」なネッサの感情が結果を引き寄せた…ということで
視聴後の後味も良かったと思います。
 
 
バローの狂いっぷりやら
フリュネの決意やら
クレインに託したスンダやら、
オリジナルのフリュネの映像やら、
最高潮へ向けての流れもなかなかに熱かったし、
どうして俺のTLでボロクソに言われてるのかわからん(笑)
 
まぁ、クレインの影が薄いよなーとは思うけど、
フリュネを動かしたわけだし、
きちんと好きだということも伝えたし、
ちゃんと男の子してたので、
酷評される程でもないんじゃないかなー、と思うの。
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第10話「僧院へ」

クライマックス3週目。
僧院施設内で交差する想い。
 

 
バローとモーランの関係がよくわからない。
モーランも、言ってみれば作品で、
しかもフリュネになれなかった「失敗作」なのに、
世界へ対する立場を二人だけの時も尊重してるのかしら…。
モーランを番号で呼ぶバローが、彼女に気圧されてるのは何とも。
 
 
モーランがフリュネを妬むのはよくわかる。
失敗作ながらも課せられた使命として「世界を守る」し、
それは同時に自分を選ばなかった(フリュネを選んだ)
「世界への復讐」なんだな…。
(世界が選んだフリュネを鍵としてしまう=失くしてしまう)
 

フリュネが自害出来ないのは、まぁしょうがないよね。
結局、最優先はクレインだから。
僧院とロスト・ミレニアムの戦いが止まらず、
フラクタル・システムの再起動も無いとなれば
クレインを守るという目的は果たされないからね。
 
 
クレインの、グラニッツ一家への仲間宣言と、
スンダと二人で交わした飛行船での会話、良かったなぁ。
彼にもたらされた変化と、
この作品の軸がよく詰まっていると思う。
 ダナーでの生活が育んだ関係は、
クレイン、フリュネ、ネッサの間にある「特別」とは、
また別の「特別」なんだよね。
 
 
スンダ、エンリは良い覚悟と振る舞いだ。
 

スンダ以上に先を見ていたのはディアスだったけど、
(鍵たるフリュネとネッサの破壊)
コマが彼ではなくスンダの元に在ったということだね。
第9話「追い詰められて」
 
クライマックス2週目。
 
施設から脱出し、グラニッツ一家に合流した
クレイン、フリュネ、ネッサ。
 
鍵を取り逃がした僧院はロスト・ミレニアムを
本格的に殲滅すべく動き出し、
それを受けてロスト・ミレニアム側も「決戦」の覚悟を決める。
 
スンダの指示で村に残ることになった3人は、
「3人でずっと一緒」を確認するも、
(クレインを含む)世界のために、
の説得を試みるために、
フリュネが一人で僧院へと乗り込んでいってしまう。
当然それを追うクレイン。
 
すべてが僧院に集約していく。
 
 
 
…てな感じですか。
 
 
クレインに対して
「ロスト・ミレニアムとしての戦いだ」
「お前は仲間じゃない」
「友達として」
という、「関係」を口にするスンダは良かったね。
 
たぶん、「仲間じゃない」は本音半分建前半分だと思う。
 
「鍵」を僧院から遠ざけるのと、
「友達」であるクレインがクレインにとって望まれる状況とが
(フリュネ、ネッサと一緒である)
同時に叶うからこそ、
クレインを前線に出させないための言い回しだったハズ。
 
結局告白できないエンリ可愛いな(笑)
 
記念写真のシーンはいいなぁ。
ダナーで育まれた関係。
「人間らし生きる」って、こういう写真が撮れることだと思う。
 

ネッサに対して「感じてる?」というところ、 
スンダに、今ある世界を壊したあとのことを問うところ、
「いつまでも3人一緒に居られるかな」ということころが、
クレインが選んだ(という程に能動的ではない)生き方なんだと思う。
 
いくつか在る中から受け入れようと決めた…という言い方の方が
近いかな…。
 
 
 
L字放送でした。
第8話「地下の秘密」
 
撃たれたクレインはフリュネ、ネッサ共々僧院に捕らえられてしまう。
 
フリュネに鍵としての機能を果たさせるための人質として
手当を受けたクレインは、
連れ込まれた施設内を彷徨い、世界の鍵の真実を知る。
 
対僧院の鍵となる3人を失ったグラニッツ一家は、
フラクタル・システムの再起動を防ぐために
他のロスト・ミレニアムに僧院への攻撃を持ち掛ける。
多勢を占める慎重論の前に単騎特攻かと思われるが
ディアスが話に乗ったことで、
ロスト・ミレニアムが一団となっての総攻撃が行われることに---。
 
 
 
あらすじとしてはこんなところか。
 
フリュネの父を名乗っていた…バローか。
テンプレのマッド・サイエンティスト。
性的な関係しか喚起させないフリュネへの接し方に
激しく嫌悪感を覚えたで御座る。
…ところで、こいつ、逃げ回ってたフリュネに対して
思いっきり船から発砲してたけど、やっぱそれマズかっただろ(笑)
狂った愛情を注いでいて、
且つ、貴重な成功品であるにも関わらず、
自ら発砲するってどういうことだ。
 
 
 
鍵でしかない自分の存在意義が嫌だったフリュネに、
クレインとの出逢いが変化をもたらした。
 
クレインはフリュネとの出逢いから
自身とは違う生き方、考え方、世界を知った。
 
非常に良い出逢い。
 
 
フリュネのもう一つの人格たるネッサを含めた3人は
非常に良いと思うんだけど、
これが世界と天秤になってしまうのよね…。
 
 
 
ところで、大量のネッサの中で
フリュネがクレインの元へ置いていったネッサだけが
ドッペルなのは何でだろう。
16歳のフリュネが作られた時点で、
その対として生成されたのだろうか。
第7話「虚飾の街」
 
この内容でサブタイトルが「虚飾の街」って意味深だな。
作品全体…とは言わないが、かなりの部分にかかる問題じゃないか?
 
 
ダナンが制御不能に陥ったのと、
ネッサの高熱(ハッキングの類と後に判明)は
虚飾の街でありフラクタル・システムが完全に機能している
サナドゥの影響なのだろうか。
 
フラクタル・システムが完全機能しているとザナドゥであるということは、
世界はかなり終焉に向かっているのではなかろうか。
それとも、機能の程度は選べるのだろうか。
…いや、ここまで見てきて、そのセンは無いよなぁ。
 
完全機能による人間の歪みが、
ザナドゥの手前の衆落?に現れてると思うんだけど、
そのさまを見るに、
ドッペルを使おうとも「人間」間に起こる摩擦というのは
フラクタル以前の文明で起こるものと本質は同じだよね。
…と、いうことは。
医療的なものを覗いて、フラクタル・システムを導入するメリットって
無いワケだ。
 
まだ気付いてないみたいだけど、
クレインが生き方を選び取る上で、
これは重要な事実だと思う。
 
ネッサに対して、
「触れない世界に居るのは寂しいし、寒い」と言っていたけど、
クレインにとってネッサは特別なドッペルなので、
ドッペル全体への思いと解釈するのは早計だと思う。
とはいえ、これもまた「選び取る」上で重要な感覚だと思う。
 
 
ところで、ラストでクレインがいきなり撃たれたのには驚いた。
かけられた賞金は、生死は問わないのか?
 
 
フリュネに問い質すエンリが直球で笑った(笑)
可愛い(笑)
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管理人:和泉彼方

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