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本日記で納めるには長かったり硬かったりする文章の置き場所。
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#6「conflict(葛藤)」
 
宣野座という男の考え方、やり方。
 
現実世界への影響を考えるという部分で三國とは共通しながらも、
見据えるのが現在なのか、未来なのか。
 
……これは非常に重い問題だなぁ。
 
「人は未来を見ないと生きていけない」
「本当に弱いものは切実」
 
確かに、宣野座の立ち振る舞いは三國の指摘通りかもな。
そして、そういった背景が思考のベースとなる。
 
では、普通を求めてきた公麿はどうか。
 
今回の答えは「宣野座のやり方ではない」という
現時点でのものでしかないと思うんだよね。
現実世界への影響をコントロールするという考え方に触れて、
その中でもやり方が幾つかあるということに気付かされ、
何がベストなのかを探る途中。
 
迷う公麿に対してサトウが働きかけてきた。
サトウの動きはやはり要注意だな。
 
 
公麿がまだ金以外のことを考えられる状態である、ということと、
アントレの未来を体現するというアセッタとの関係が
良好になってきていること、の
2つがポイントだろうな。
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#5「cultivation(修練)」
 
ディールのコントロールに取り組み始める公麿。
ギルドの、自身の目的へ淡々とコトを進める三國。
自身の立場から、出来ることを探し、もがくサトウ。
 
現実を覆せないなら共存するしかない。
汚れた平和を選ぶ。
…三國のこの考え方の決定打となったのは何だろう。
それと同等のことが、普通を望んできた公麿に起こりうるのだろうか。
たぶん、起こらない。
OPの最後のカットがそうだし(笑)
最終的には公麿は三國のやり方に異を唱えると思う。
金融街の存在理由みたいなものが、
決別の決定打になるんだろうな。
倒すべき(あるいは乗り越えるべき)存在としての三國の大きさは
今でも十分過ぎる程だけど、
距離が縮まることで更に大きく見えてくるのだろう。
 
ギルドへの勧誘、「測ること」の大切さの伝授など、
三國が公麿にしていることを見れば、
大まかには師匠越えというカタチになるんだろうな。
 
でも「金にまみれたものは金を動かせない」という台詞から、
三國が自分の限界を悟っていて、
それを公麿に越えさせようとしているようにも見えるんだよなぁ。
(公麿はそうとは知らずに乗っかってしまう)
 

それにしても三國凄いな(笑)
副総裁を半ば操作するわ
巨大製薬会社の倒産を即時フォローするわ…。
現実世界への影響の対比として
ここで公麿が小さく負けて叔母の盲腸で済んだってのも
上手いですな。
 
この状況で羽奈日を気に欠けてる公麿にちょっと驚き。
#4「conversion(転換)」
 
2度目のディールは自身の講師である江原。
知り合いに勝つことで「未来を担保にすること」の意味を知る公麿。
更に、三國の言葉と戦い方に
「傷つくのも傷つけるのも嫌だ」という願望の可能性を見る。
 
……てな感じですかね。
 
 
江原が意外に冷静だったのは、
自分がそんなに子供を望んでなかったというのもあるかも知れないけど、
それでも、まだ生まれていなかった3人目はともかく、
1人目、2人目については何年も共に在ったわけで、
それが失われたにも関わらず自分を保ち、
変わった現実を突き付けられた翌日には公麿にすべてを話すというのは
驚異の冷静さだよなー。
「公麿が負けてしまうと記憶を共有出来る人間が居なくなる」という恐怖が
ギリギリで彼を支えているのだろうか…。
 
 
三國が椋鳥ギルドでやろうとしていることは理解した。
現状、掲げてる考えはには賛同する部分が大きいけど、
やはりウラを感じずにはいられないよねぇ(苦笑
 
菊地は、三國の対比としてなかなか良かったです。
 
 
アセットってのはアントレ1人につき1体じゃないのね。
所有数もアントレの強さの指標と考えると、
やはり三國は要注意人物だよねぇ。
#3「conspiracy(陰謀)」
 
金融街について組織に報告を続けるサトウの目から
外郭の説明と、
父の手帳、三國の言葉で揺れる公麿。
 
あぁ、公麿はこういう世界に足を踏み入れていくのか。
…と思わせる上手い構成でしたね。
 
 
金融街に入る資格を持ち、
情報屋に守銭奴と言わしめた公麿の父。
手帳の写真と、三國の「家族のために稼いでいた」は
一面を表してはいるけれど、
公麿父という人間の全体像で見ればほんの数%にしか過ぎないと思う。
金融街で手にすることの出来る金は莫大で、
「家族のため」であるならば馬鹿勝ちする必要はない。
意思を持って、実社会で家族のために振舞えずに
数字を増やすことに飲み込まれてしまった公麿父を、
俺はほんの少しでも擁護する気にはなれないな。
 
三國の信念はよくわかった。
公麿に構うのは重なる境遇だけなのか、それとも…というのは
これからのお話だね。
Qが「意外だった」というように
彼のギルドとやらに誘わなかったのは、
慎重になっているのか、そこに縛られない特別な存在と見ているのか…。
 
真朱とQが、共鳴…と言うか、
会話みたいな感じになってるのが気になった。
アセット同士でつるむ…みたいなこともあるのかな?
 
まったくの偶然で有資格者になったサトウの振る舞いは完璧だけど、
おそらく三國にはバレてるんだろうなー。
(現状、根拠はないけど)
#2「COINCIDENCE(暗合)」
 
いきなり残高が3350万か。
実質的にリタイア出来ない仕組みの見返りだから、
妥当なのか判断しづらいところ。
ただ、金融街はただ在るだけじゃなくて
人を選別して何かをしようとしてるのだろうから、
一応、リアル世界で大金を所有することになることには
一定の意味があるのかも知れない。
三國も公麿に対して「金で保てる未来」と言ってるし、
金融街の紙幣も紛れ込んでるし。
 
アセットを呼び出してのディールについても
大まかにはわかったけど…これ、ライフが数字で出てしまうのは
どうするんだろう。
人(の素質?)によりアセットに能力差があって
けっこう簡単に引っくり返せるものなのかしら。
でも、真朱の台詞には
アセットとアントレは必ずしも対じゃないことを
(自身が別のアントレに付く可能性)
匂わせるものがあったしなぁ…。
ともあれ、数字がある程度の指標として機能しないなら
ディールはちょっと醒めてしまうな。
 
普通にこだわりつつも、まぁ公麿は引き込まれていくでしょう。
じゃなきゃ話続かないし(笑)
惹き込まれはしないだろうけど、
これまでのリアル生活との金額差から浮ついたら危ないよね。
その辺はキツ目の性格の真朱がセーブするか(笑)
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