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本日記で納めるには長かったり硬かったりする文章の置き場所。
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第19話「約束」

新作部分を挟みながらのキャル視点での再編集。
見せ方上手いなー、と思います。

第18話ラストの次回(第19話)予告で
キャルがまだ生きているのはわかってたんですけど、
今回のラストでキャルの前にサイス=マスターが現れたところも含め
ここがちょっと弱いかな、と思う。

爆破されたアパートの現場を見たツヴァイが、
生存者の有無、死亡者の身元確認をしていない、というのは
考え難くないか?

本編でその描写が無かったのは
「そんなの当たり前にやったこと」として省かれたと思ってたんだけど、
サイス=マスターの行動

○キャルの前に現れてたこと
○アインへの物言い
(ツヴァイと共に逃走するように仕向けてたかのように移る)

を考えると、
彼のシナリオは
「もはや100%自分の言いなりにはならないであろうアインは
ツヴァイと共に
アイン、ツヴァイが共に望む裏世界からの脱却をするように仕向け、
自分はツヴァイが見出したキャルを新たなるファントムとして
育て上げよう」
というものに見えて、
かつ、ツヴァイもまんまとその流れに乗ってるんだけど、
ツヴァイがキャルの死をきちんと確認しないことが前提になるこの見通しがは
物凄く甘いと思うのよね。
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第18話「対決」

シナリオの書き換え合いはサイス=マスターに軍配。

ところどころ継ぎ接ぎのハズなんだけど、
マッケェネンンがサイスを追い出し
梧桐組を巻き込んだ自作自演でワイズメルの地位を手に入れたことに。

たぶん。
マグワイヤは丸ごとは信じてないだろうし、
辻褄さえ合えば真偽はどうでもいいと思ってるんだろうな。
…実際、彼はどれくらいのキレ者なんだろうね。

一応は「してやったり」なサイス=マスターだけど、
インフェルノと梧桐組(志賀)を
今後どう利用していくつもりなんだろうか。
(これは志賀にも言えることだわね)

マッケェネン女史は…ツヴァイが時間通り来たら
本当に巻き返す気だったんだろうか。
一緒に死のうとしたのではないか、と少しだけ思う。

リズィ、乙。
「極道だが外道にはなりたくない」は名言だと思うな。
…ここでツヴァイの代わりにマッケェネン逃亡の手助けをすると、
より仁義の部分で株を上げただろうけど、
まぁ、インフェルノ相手には力不足だよね。

アインが生き延びた理由は、ツヴァイが与えていた。
そしてキャルを失い無気力になったツヴァイに、
生き延びる理由をアインが与えた。

ちょっと遠回りしたけど、まぁ、収まるべきところに収まった、と
言えるのかも。

しかし、結果的にマッケェネンを出し抜いたサイス=マスターが
この幕引きを予見できてなかったとは思い難いな。

あ。
なんか、「屈辱と堕落」とか言ったり習作呼ばわりしたりしたのは、
感情を持ち始めたアインに対し
その感情のまま動くようにあえて……みたいなことが……
いや、それは考えすぎか…。
しかし、これくらい屈折しててもサイス=マスターならいい気もする。

第17話「真相」

ロメロ。
加速するマッケェネンの動機。

キャルの「まだ使える」という言葉に反応したツヴァイ。
その瞬間、反応した理由がわからなかったんだけど、
なるほど、ツヴァイの中で「まだ戻れる」と関連付いたのね。

「まだ」。
確かに希望を繋がせるな。
この言葉は。


「足引っ張ってばかり」(本人談w)のリズィに呼び出され
ガメられたツヴァイ。

梧桐のシナリオ解説は、
マッケェネンとサイス=マスターがそれぞれあらかじめ書いていたもの、
あるいはそれぞれが即興で辻褄を合わせたものが
入り乱れてるけど、
これは、ツヴァイにとってはインフェルノから離れるための好機だよな。
ここで梧桐と組めば---。

と、思ったら、梧桐がアインに襲撃された(笑)
…でも、これ、サイス=マスターの指示なのか?
インフェルノがツヴァイを追うことになるとはいえ、
梧桐組を使ってインフェルノ内に疑心暗鬼を生み出すのが
サイス=マスターの取っている手段なワケで、
マッケェネンの懐刀であるツヴァイが
梧桐に付くか否かを見極めてからでも動けたハズ。
このタイミングでのアインによる梧桐組襲撃ってのは
アインの意思なんじゃないかとも思える…。
(その後のサイス=マスターと志賀のやり取りを見る分には
アインの独断ということではないようだけれど…)

結局、サイス=マスターは
諸々のドタバタの責任をマッケネン(+ツヴァイ)と梧桐に負わせて
その上で自分はインフェルノに再度取り入る、
あるいは距離を置いて均衡を保ちつつ、
志賀を筆頭とした新しい梧桐組をインフェルノに組み込んで
自分の駒として使おう…という腹づもりなのだろうか。
でも、これ、インフェルノがツヴァイを始末出来ることが前提だよな。
自身の生み出したファントムの価値を、
その低さでは見てないと思うんだよなー。
うーむ…。

志賀。
彼の立ち回り方も面白いよなー。
心底惚れてたアニキを撃たねばならない状況。
その状況をお膳立てしたジュゼッペ(サイス=マスター)への心情。


アインの梧桐組襲撃に乗じてとりあえず逃走したツヴァイの選択肢としては
インフェルノに対して逃げるにしろ立ち向かうにしろ、
キャルを手元に置いてその安全を確保しながら
…ということになると思うのだが
わー、流石、もう手が回ってるじゃーん……。


アインと対面してた時のツヴァイの中の人の演技(声色)が
非常に良かったと思います。
第16話「告白」

サイス=マスターがインフェルノ内部に揺さぶりをかけたかったのは
アインに「誰も殺させなかった」ことで明白だけど、
仮に想定していたシナリオの範囲内だったとしても、
マッケェネン女史のあの行動の速さは予想以上だったのでは。

元々(少し視野が狭いのでは、と感じさせるほどに)疑ってたとはいえ、
あの状況で、あの速度での決断はやはり尋常じゃないでしょ。
ツヴァイからの連絡を受けて即座にアドリヴを完成させるまでの動きは
素晴らしいですな。

狙撃手が外した→
その狙撃手をツヴァイが仕留めた→
仕留められた狙撃手を探ればワイズメルの手の者である
…という流れは
まったく付け入る隙がない完璧さなんだけど、
その完璧さ故に、マグワイヤの中には疑いも残るよな…と思う。

それから、リズィはどこまで本気で言ってるのかわからないけれど
「(ワイズメルの手の者が)もう1人居た」じゃ
ツヴァイの指摘通り、そのもう1人が2発目を撃たなかったことが
説明できないよね。

リズィは…やはりあのレベルまで行くと「並」なんだよな。
この回の終盤、またもツヴァイの足を引っ張ることになってるしw
「兵隊」発言は、君のレベルであれば正解だけど、
ツヴァイは君とは住む世界が違うのよね。

ところで、ツヴァイはモノローグで
「俺の思い込みも終わりだ」みたいなこと言ってたけど、
絶対そんなこと思ってないと思う。

だって、ツヴァイをもってして
「何処から狙撃したかわからない」狙撃手が
アインでない可能性なんて、
ツヴァイの中でも、現実の問題としてもありえないでしょ。

「誰かがしなきゃならないことを引き受けてるだけ」
キャル、深いなぁ…。

キャルとの暮らしに安らぎを覚えているツヴァイと、
自らを犠牲にするツヴァイの中に優しさを見ているキャルとの
この会話は、ほんと、良かった。

キャルにはわかってるんだよな。
ツヴァイにも「人を優しく受け止める」ことが出来る、って。
だって、今、自分が受け止めてもらってるんだから。

「そちらに行く」というキャルに
「戻らせてくれ」と返すツヴァイ。
…やれる、のか?

サイスは冷静に志賀に接触。
さ、次週、ドラスティックに動きそうですね。
第15話「再会」

ツヴァイは、アインの幻をどちらに捉えているのだろう。
「あって欲しいけれども信じ難いこと」なのか、
「今を生きる自分を成り立たせるためにあってはいけないこと」なのか。

前者であるなら、
任務の際にアインが生きている可能性を加味して
動いてないとおかしいと思うので
後者じゃないかと思うのだが
「あってはいけないけどあって欲しい」ということなんだろうな、きっと。
 
首謀者はワイズメル、で決め打ちのマッケェネン。
かなり強気に出てるけど、
これまでよりもかなりギャンブル要素が高いよね。
らしくない、と思う。

梧桐は何もしてないのに(今のところ)上手く回ってて
部下は失えどもオイシイなw
クロウディア評も非常に「らしい」ものだったけど、
それじゃあインフェルノとはやりあえないし、
中に取り入ることも出来ないし、
そもそも志賀に出し抜かれると思う。

分解の伏線が回収された。
キャル、やはり素質アリ、なのね。

ワイズメルが動いた描写が入ったね…。。
これはサイス=マスター(ギュゼッペ)にとってはいい話。

風見を探してる時のBGMがまた憩いの印象強い。
「今日の報酬」もいい感じだし、
ほんと、この感じが描かれれば描かれるほど
後々を思って気が重くなるぜ…。

ツヴァイがアインの幻についてどう考えてるかはわからないけれど。
このままじゃ確実にマズイよね。
事実がハッキリしてもこんなんじゃ割り切れなさそうだ。
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