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本日記で納めるには長かったり硬かったりする文章の置き場所。
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その四十三「おりんくの一のさだめ」

くの一おりんの話でした。

「目的のためなら一切の情を捨て、
手段を選ばないのが一流のくの一」
という考え方への葛藤と、
進む道が違っても消えない友情で繋がるこももとの関係。


姫さま(未登場)を狙う刺客の目を欺くため、
容姿が似ていることから囮を依頼されるこもも。

依頼したのは姫さまを無事に移動させる任に就いた
おりんと、先輩くの一のおさと。

おさとの考え方は
「目的のためなら一切の情を捨て、
手段を選ばないのが一流のくの一」
に立っているから、
作戦の立案から非常時の決断まで、合理的で無駄がない。

その考え方に違和感を抱くおりんが、
ただ反発するだけじゃなくて
そこに、ともにくの一の修行に励んだこももを絡めたことが
この話のキモですよね。

昔一緒に練習した合わせ技を咄嗟に繰り出せたところ、
別れの場面でツンツンしているところなど、
おりんとこももの関係性が上手く出ていて、
かつ、おさとに対するおりんの
「若さ(青臭さ)」という部分の強調にもなっていて、
良かったと思います。

刺客との橋の上での一戦も、
迎撃の仕方が理にかなっていて地味に良かったw
 
 
 
ところで、この作品、5クール目以降があるような気がしてきた。
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その四十二「五十年目の七夕月夜」

友情…とはちょっと違うんだけど、
立場の違いがあるから切磋琢磨というのも違うんだけど。

同じ時代を生きた連帯感のような。

六右衛門(師匠)と正直の素敵な関係のお話でした。

----------

泥棒の師匠って、フレーズとして面白いw

「血を流しちゃいけねえ。
何を盗ってもいいが人の命は盗っちゃいけねえ」
うん。
いいポリシーだ。

50年越しの因縁。
若かりし頃の話に対しては照れ隠しとしても、
それ以外の部分での師匠、ノリ軽いなーwww

若さに任せてやりたい放題の六右衛門に対し、
家臣の命を重んじて家宝の仏像を「盗ませた」正直。

そして、その意味にきちんと気付いた六右衛門が
そこから刻んだ50年という時間。

天の川を見上げる二人の画は、非常に良かった……。



これ、8月16日に放送されたことに
(8月15日合わせなことに)
ほんの少しメッセージが込められてるんじゃないかなー、とか。


岡っ引き役で劇団大富豪の宮原弘和さんが出ていたのを確認。
その四十一「おようちゃんがやってきた」

伊勢神宮の手前、四日市にて、
お伊勢参りを済ませて帰郷の途に就くおようちゃんとの再会。

つまらなさそうなこもも、美人にテンション上がるにきちw

話としては……

幼馴染ゆえの盛り上がりをみせるあさたとうとおよう。
それに対抗すべく道中の話を持ち出すヤキモチこもも。
一方的におようをライバル視するこももだったが、
あさきち村での復讐に燃えるごんべえの企みを前に
あさたろうを想う者同士として
おようとの間に友情らしきものが芽生える。

…という感じ。


私、こういう恋愛の連帯感から来る友情、大好物ですw

別れ際のおようがこももに半分冗談でささやく
「旅の間だけですよ」とかたまらんねw

ごんべえ?
やられ役乙でした。

平八さん、めっちゃいい人だわ~。


その四十「人生いろいろ雨の宿」

悪天候で足止めを喰らった港の宿。
人がごった返すその宿の、
相部屋の中で繰り広げられる人間模様。

まさに「人生いろいろ」。


忙しいか知らんけど、宿の女将のあの態度は無いね。
こっち(こももたち)に落ち度があるならいざ知らず。

「ここ(宿)の客を自称する子供、お民。
気は利くし、子供ながらに遠慮もするし、
よく出来た子だー。
手鏡を「あげようか?」と申し出たこももへの
「高そうだし」にはちょっと感動だぜw

喧嘩中の夫婦。
達観したふうの、夫人の快気祈願の道中の老人。
高飛車な態度の女。
そしてあさたろうたち。
…濃いぃ相部屋だ(笑)

お民に厳しく
(こももが厳し過ぎると食って掛かるのも同意なほど)
当たる、宿の女将。

そして健気で人懐っこいお民。


天候さながらの荒らし吹き荒れる空間が、
突如訪れた晴天と共に好転、互いを理解しあえるようになる。

「賢者の贈り物」な夫婦。
見栄張りを吐露する高飛車な女。
奥さんが実は既に他界していることを話す老人。
お民の母親の話。

まさに「人生いろいろ」。


よく出来たお話でした。


その三十九「きゅうべえ運命の再会」

お菊は、光雲斎にいいように洗脳されてますなー。
これは哀しい。

光雲斎は恨みや憎しみを力にする、という。
これであさたろうとの対比がよりハッキリしましたね。
そしてここで「目を見ればわかる」と
あさたろうに言わせるのは非常にかっこよいなぁ。

お菊の攻撃をかわし続けるきゅうべえ。
…これは、剣術の部分できゅうべえが大きく上回ってるのではなく、
お菊が感情的になってるからなんだろうな。

おお、ウド登場w
悪側のやり口だなw

Bパート。
やはりこしあん和尚来ましたね。
弾の軌道を変えるとは凄いですな~。

シリアスな話し合いの中の空腹。
非常に「らしくて」いいですね。

それにしても和尚は深いね。
茶漬けから「ありのままに受け入れる」が出てくるとは…。

みんなが花を見ている時の、
やわらかい感じの色彩設計が素晴らしい仕事だと思います。

引きの、櫛を背にした父娘の構図もいいなぁ。
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